富山市議会 2004-09-13 旧婦中町:平成16年第7回定例会(第2号) 本文 2004-09-13
電算システム統合予算の取り扱いや、職員採用試験予算の未計上、そして18年度移行の町民総合計画策定作業の未着手等々、当初から「合併ありき」で進めてこられました町長としては、「合併断念」はさぞかし無念のこととお察し申し上げます。
電算システム統合予算の取り扱いや、職員採用試験予算の未計上、そして18年度移行の町民総合計画策定作業の未着手等々、当初から「合併ありき」で進めてこられました町長としては、「合併断念」はさぞかし無念のこととお察し申し上げます。
住民投票を行わないという発言は、合併問題に関して町長の口から出た言葉としてはリスクを承知で電算システム統合予算を計上することと合わせて、数少ない明確な政治判断かもしれません。 住民投票の結果を尊重することを定義付けた住民投票条例の制定については、有権者の43%に当たる1万2,034名の連署で、明後日、町民から直接請求される予定と聞いています。このことをどう捉えているのか。
なぜならば、合併の協議項目すべてを町民に説明し、その上で、民意を把握すべきであり、民意を把握もしない前に、議会だけで、しかも電算システム統合予算だけで協議会からの離脱は許されないと考えるからであります。 再度申し上げれば、地方自治の根幹にかかわることは、主催者たる住民の総意に基づくことが民主主義の大原則だからであります。